この記事は5分程度で読み終わります。
関数電卓って色々なボタンがあり、何かと触るのに抵抗がありますよね。
この記事では超簡単に座標計算出来る方法を紹介し、即現場で使用できるように関数電卓の使い方を分かりやすくした記事です。
恥ずかしい話しですが、僕自身も関数電卓の使い方をマスタ-していません。
その分初めての使用する方に寄り添う事が出来ると思います。
機械加工は直角三角形の計算方法が必須になりますが、難しく考える必要なんて全然ありません。
関数電卓の使い方手順を知っていれば数秒で計算出来るし、現場では重宝します。
この記事で分かる事
超簡単に三角関数の定義が分かりやすく理解できる(sin,cos,tan)
関数電卓の簡単な使い方(使用する関数電卓 CASIO )
【超簡単】三角関数の定義の覚え方
学生の時に三角関数の定義を覚えていますか?
僕は忘れました。
いいんです、忘れていたって全然問題ありません。
別にテストをやるわけではないので、現場では最低限の事を理解すれば大丈夫です。
ものづくりはいいものを作れれば問題なし。
三角関数の定義
難しい事は抜きにして簡単に説明します。
sin,cos,tanの頭文字を筆記体文字で書いた図を覚えてしまえばすべて解決できてしまいます。
覚えて欲しい事
筆記体文字の書き順
これだけで十分なので後は関数電卓で計算してしまいましょう。
関数電卓を使って辺の値を解く
右側の?値が知りたい場合は(80×tan26)で計算します。
関数電卓で表すと
計算すると右側の?の辺の長さは39.019(小数点第4位四捨五入)です。
上側を計算をしてみます。
上側の?値が知りたい場合は(80÷cos26)で計算します。
計算すると上側の?の辺の長さは89.008(小数点第4位四捨五入)です。
筆記体文字の書き順通りなら×で計算
筆記体文字の書き順と違っていたら÷で計算
このように考えれば、関数電卓があれば超簡単に計算できます。
関数電卓を使って角度を解く
Θ°の角度が知りたい時は辺の長さが2つ分かっていれば計算出来ます。
例題の場合、tan側が2辺の長さが分かっているのでこちらを使って関数電卓で計算してみます。
先ずはSHIFTボタンを押します。
tanボタンを押すとtan-1と表記されます。
39.019÷80と入力して=を押すと
四捨五入すると26.0なのでΘ°の角度は26°ということになります。
ワンポイント👆
2辺がsin,cos,tanのどこ位置にあるのか
書き順と逆方向の2辺を÷で計算
関数電卓を購入して道具の大切さを学ぶ
会社から支給品で関数電卓を購入してもらえる所もあるようですが、僕はオススメ出来ません。
なぜなら、自腹を切れば大事に扱うからです。
自腹を切って購入すると愛着がわいて大事に扱います。
道具の大切さを学んでほしいです。
現場の仕事は道具がないと作業出来ないし、雑に扱ったら寿命を縮める原因にもなります。
関数電卓は数千円程度ですから、出来れば自腹を切ってほしいところです。
今回使用している関数電卓は【CASIO スタンダード関数電卓 】という商品名です。
めちゃくちゃ使いやすいし、作業服の胸ポケットにスッポリ入るのでこちらの関数電卓がオススメです。
胸ポケットに入っていると計算したい時にサッと出せるので、スピ-ディ-に作業出来ます。
是非この機会に購入を検討したらいかがでしょうか。
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